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不動産の企画、賃貸の空室対策、得する家の購入方法、設計やリフォームの方法論などについてまとめています

  • 住宅の基本プランニングには費用をかけない?!

    住宅を建てるときに色々と見積もりを比較します。
     
    そして、設計図の比較をします。
     
    ところが、最近は、住宅メーカーの営業が酷いので、お客さんは疲れ果ててしまいます。
     
    営業の押し売りに困ってしまいます。
     
    特に、ハウスメーカーの営業は酷いです。
     
    しかし、それは仕方のないことなのです。
    なぜ、仕方がないのか?
    それは、見積を無料でさせているからです。プランニングも無料でさせているからです。
     
    仕方がない?ので、営業の熱意に負けて契約してしまいます。
     
    しかし、1度契約すると、今度はハウスメーカー主導で物事がすすみます。
    追加工事など、でるものならば、恐ろしい金額の見積がでてきます。
     
    プランについては変更意見を言うどころか、考える時間もありません。
    3回打ち合わせができればいいところです。
     
    しかし、
    いろいろと見積比較して、安いと思って決めたのに、残念な話ですね。
    契約した後も、追加やプランの変更もできるといっていたのに・・・。
    それどころが、担当者が変わってしまいます。
    担当者の熱意に負けて?契約したのに・・・。
     
    こんなことにならないためにも、契約は慎重に行いたいものです。
     
    ★★★★
    できれば、最初のプランニングは住宅設計の基本となるところですから、料金をだしてプランニングしてもらうほうが良いです。
    1プラン(1プラン2~3案)、20万円程度が一つの目安だと思います。
    100万円あれば、5プラン~15プランはラフ案として揃うのではないでしょうか。
     
    あとは、ハウスメーカーなどにそのプランを持っていけば良いのです。
    交渉もしやすいでしょう。
    ハウスメーカーも喜びます。
     
    基本プランなので、ハウスメーカーの特色によって詳細はことなります。しかし、それはハウスメーカーの仕事です。ハウスメーカーの仕様と見積がでてきますので、比較すればよいだけです。
     
    最初、基本プランに費用がかかりますが、全体としては、安く仕上がると思います。
    ハウスメーカーは余分な仕事がないので、見積を安く出すことができます。
     
    ただし、基本プランで良いプランが出ないリスクがあります。
    200万円など、費用がどんどんかさんでくると、大変な話になります。
     
    一生に一度の買い物なので、大きなところでの失敗はないように気をつけたほうが良いです。

  • お部屋を借りる時は、契約の種類の確認が必要です

    お部屋を借りるときに、普通借家契約と定期借家契約の2種類があること、ご存知でしょうか。
     
    普通借家と定期借家はなにが違うのでしょうか?
    更新できるか、できないかの違いになります。
     
    ・普通借家契約は更新ができる。
    ・定期借家契約は更新ができない。(再契約できる場合もあれば、できない場合もある)
     
    もし、賃料が同じならば、普通借家契約の方がお得になります。
     
    2年間の定期借家契約は、特別な事情がないかぎり、おすすめできません。
     
    引越し代ばかりがかかってしょうがないからです。
     
    契約する時は、契約の種類の確認を忘れないように気をつけてください。

  • 賃貸オーナーが、セルフリフォームをするならば、まずは掃除から始めよ

    賃貸オーナーから、自分で賃貸物件のリフォームをやりたいと相談をうける場合があります。
     
    その場合は、まずは清掃の仕方を教えるようにしています。
    賃貸のリフォームの場合、一番の要は清掃になります。
     
    清掃で一番、悩むのは、油汚れ、水垢、かびなどの水回りです。
    水回りの清掃方法は、用途に適した洗剤(酸性、アルカリ性、研磨剤入)を使うことと、磨くことです。
     
    まずは、油汚れにおすすめの洗剤のご紹介します。
    大掃除の時にも活躍します。水で薄めて使います。

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  • sketchupのおすすめプラグイン (dibac)

    スケッチアップのおすすめプラグインの紹介です。
    dibacというプラグインがあります。
    私はこのプラグインは使いやすいと思います。
     
    このプラグインは、平面図から立ち上げまでを行えるプラグインになります。
    以前はDXFをインポートしてスケッチアップで3Dを作成する手順が、いろいろなサイトや図書で紹介されていました。
    しかし、手間がかかりますし、スケッチアップを使用する意味があまり感じられません。
     
    ところが、このプラグインを使うと、スケッチアップだけで完結します。
    有料なだけあって、いろいろと使いやすい。
     
    ただし、基本設計を書くというよりは、企画案の作成に向いています。
    ラフ案の打ち合わせなど、設計プランを2~3点用意し、打ち合わせをしなければいけない場合などは、このDibacのプラグインが適しています。
     
     
    図面作成に時間が足りないと感じている方は、このプラグインをためしてみると良いと思います。

  • 中古住宅の減価償却の計算方法

    不動産を購入した時に計算しなければならないのが、減価償却です。
    減価償却とは、建物について、購入した価格を年数で経費でおとせることです。
    減価償却があるから、賃貸投資は成り立つのです。
    減価償却の計算方法は次のようになります。
     
    減価償却=建物購入価格÷耐用年数
     
    になります
     
    建物の耐用年数はどのように計算するのでしょうか?
     
    建物の耐用年数は建物の構造体によってことなります。
     
    住居用の場合は、
    木造は20年
    鉄骨は19、27、34年
    鉄骨鉄筋コンクリート 47年
    になります。
     
    例えば、建物価格2000万円、木造住宅、築4年の場合はどうなるのでしょうか?
    耐用年数が20-4=16年になります
    2000÷16=125万円/年
    一年で125万円、わかりやすく言うと、経費として落とせます。
     
    中古で購入した場合は次のようになります
    耐用年数(残存耐用年数)=20-4+20×0.2=18年になります
    耐用年数×0.2が余分にかかってきます。
    2000÷18=111万円/年
    になります
     
    築年数が22年の場合は、20×0.2=4 4年間になります。
     
    投資物件の売買期間が5年間を目途にいわれているのは、そこからきています。

  • sketchupで建築確認図書はできるのか?

    sketchupで建築確認を作成することはできます。
    建築確認で使用しています。
    最初に3dで作成します。
    そのあと、3dで作成して、2dに落とし込む作業になります。
     
    一部を訂正するとすべての図面が変更できますので、便利です。
     
    業者(職人さん直)に渡す図面は2dcadで作成したほうが良いと思います。
    多少、正誤性があわなくても、スピードが優先されるからです。
     
    sketchupはコンセプトから、建築図面一般まで作成するのに適していると思います。
     
    また、詳細図にもてきしています。特にわかりにくいところを説明するのには良いです。

  • オリンピックの新国立競技場はどうしてダメだったか

    新国立競技場はどうしてボツになったのでしょうか。
    1番は予算の問題です。
    2000億~3000億かかるからダメでした。
    でも、疑問に思うのは、本当にそんなにかかるのかなあというところです。
    ザハ設計案が選ばれた時の予算は2000億するとは思わなかったはずです。
    安藤忠雄氏など、見積が感覚でわからなかったのか?
     
    そんなことないと思います。安藤先生ほどの建築家なら、概算予算はわかったはずです。
     
    予算がふくれていったのでしょう。
     
    施工業者の選び方はどうだったのでしょうか?
     
    一番の原因はそこにあると思います。
     
    設計案が良くても、施工業者、施工図業者が良くないと良いものはできないということです。
     
    https://world-architects.blogspot.jp/2014/11/ArataIsozaki-nationalstadium.html
     

  • 住宅設計は「コンセプト」がすべて

     
    設計で必要なのはコンセプトです。
    コンセプトのない建物はつまないです。
     
    コンセプトを訳すると概念、主旨になります。
     
    具体的には、
    だれに対して、なにに対して、どのような方法をとるか
    という考えで良いと思います。
     
    私がコンセプトを訳すると企画になります。
     
    住宅はコンセプトが間違っていなければ、お客様によろこばれます。
    家族構成、家族の考え方を知る必要があります。
    そして、設計者は、必要ならば、家族の考え方に反論する必要があります。
    自分の考えを説明する必要があります。
    家族の考え方と違うと思ったら、ためらわず、説明することが大事です。
     
    もちろん、お客さんは聞き入れてくれないことが多いです。
    お客さんは神様という考えがあるからかもしれません。
    お金を出すのが偉いと考えているからかもしれません。
    最終的にはお客さんのいいなりかもしれません。
    でも、説明しておくとお客さんのためだけでなく、自分のためにになります。
     
    今回の説明の仕方は良くなかった。次回はこのように説明しようと思うからです。
    だから、設計者にはプレゼンのテクニックが必要なのです。
     
    良いコンセプトができても お客さんに拒否されたらそれまでだからです。
     
    細かい設計は、今の住宅にはそんなに求められていません。安さのほうが求められています。
    下手にこだわるより、クレームのない住宅が求められています。
    しかし、コンセプト住宅(私が勝手に読んでいるだけです)なら、低価格でもディテールの良い住宅を超えることが可能です。

  • sketchup モデリングのポイント

    スケッチアップでモデリングするときに注意しなければいけないのは、モデルの表、裏の確認です。スケッチアップ内で使用している場合は表裏を気にすることはないのですが、違うソフトにデーターを以降するときに重要になってきます。
    表・裏をチェックするときに便利です。

     
    表、裏を合わせておくことが重要です。