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不動産の企画、賃貸の空室対策、得する家の購入方法、設計やリフォームの方法論などについてまとめています

  • お部屋を借りる時は、契約の種類の確認が必要です

    お部屋を借りるときに、普通借家契約と定期借家契約の2種類があること、ご存知でしょうか。
     
    普通借家と定期借家はなにが違うのでしょうか?
    更新できるか、できないかの違いになります。
     
    ・普通借家契約は更新ができる。
    ・定期借家契約は更新ができない。(再契約できる場合もあれば、できない場合もある)
     
    もし、賃料が同じならば、普通借家契約の方がお得になります。
     
    2年間の定期借家契約は、特別な事情がないかぎり、おすすめできません。
     
    引越し代ばかりがかかってしょうがないからです。
     
    契約する時は、契約の種類の確認を忘れないように気をつけてください。

  • 賃貸オーナーが、セルフリフォームをするならば、まずは掃除から始めよ

    賃貸オーナーから、自分で賃貸物件のリフォームをやりたいと相談をうける場合があります。
     
    その場合は、まずは清掃の仕方を教えるようにしています。
    賃貸のリフォームの場合、一番の要は清掃になります。
     
    清掃で一番、悩むのは、油汚れ、水垢、かびなどの水回りです。
    水回りの清掃方法は、用途に適した洗剤(酸性、アルカリ性、研磨剤入)を使うことと、磨くことです。
     
    まずは、油汚れにおすすめの洗剤のご紹介します。
    大掃除の時にも活躍します。水で薄めて使います。

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  • sketchupのおすすめプラグイン (dibac)

    スケッチアップのおすすめプラグインの紹介です。
    dibacというプラグインがあります。
    私はこのプラグインは使いやすいと思います。
     
    このプラグインは、平面図から立ち上げまでを行えるプラグインになります。
    以前はDXFをインポートしてスケッチアップで3Dを作成する手順が、いろいろなサイトや図書で紹介されていました。
    しかし、手間がかかりますし、スケッチアップを使用する意味があまり感じられません。
     
    ところが、このプラグインを使うと、スケッチアップだけで完結します。
    有料なだけあって、いろいろと使いやすい。
     
    ただし、基本設計を書くというよりは、企画案の作成に向いています。
    ラフ案の打ち合わせなど、設計プランを2~3点用意し、打ち合わせをしなければいけない場合などは、このDibacのプラグインが適しています。
     
     
    図面作成に時間が足りないと感じている方は、このプラグインをためしてみると良いと思います。

  • 中古住宅の減価償却の計算方法

    不動産を購入した時に計算しなければならないのが、減価償却です。
    減価償却とは、建物について、購入した価格を年数で経費でおとせることです。
    減価償却があるから、賃貸投資は成り立つのです。
    減価償却の計算方法は次のようになります。
     
    減価償却=建物購入価格÷耐用年数
     
    になります
     
    建物の耐用年数はどのように計算するのでしょうか?
     
    建物の耐用年数は建物の構造体によってことなります。
     
    住居用の場合は、
    木造は20年
    鉄骨は19、27、34年
    鉄骨鉄筋コンクリート 47年
    になります。
     
    例えば、建物価格2000万円、木造住宅、築4年の場合はどうなるのでしょうか?
    耐用年数が20-4=16年になります
    2000÷16=125万円/年
    一年で125万円、わかりやすく言うと、経費として落とせます。
     
    中古で購入した場合は次のようになります
    耐用年数(残存耐用年数)=20-4+20×0.2=18年になります
    耐用年数×0.2が余分にかかってきます。
    2000÷18=111万円/年
    になります
     
    築年数が22年の場合は、20×0.2=4 4年間になります。
     
    投資物件の売買期間が5年間を目途にいわれているのは、そこからきています。

  • sketchupで建築確認図書はできるのか?

    sketchupで建築確認を作成することはできます。
    建築確認で使用しています。
    最初に3dで作成します。
    そのあと、3dで作成して、2dに落とし込む作業になります。
     
    一部を訂正するとすべての図面が変更できますので、便利です。
     
    業者(職人さん直)に渡す図面は2dcadで作成したほうが良いと思います。
    多少、正誤性があわなくても、スピードが優先されるからです。
     
    sketchupはコンセプトから、建築図面一般まで作成するのに適していると思います。
     
    また、詳細図にもてきしています。特にわかりにくいところを説明するのには良いです。

  • オリンピックの新国立競技場はどうしてダメだったか

    新国立競技場はどうしてボツになったのでしょうか。
    1番は予算の問題です。
    2000億~3000億かかるからダメでした。
    でも、疑問に思うのは、本当にそんなにかかるのかなあというところです。
    ザハ設計案が選ばれた時の予算は2000億するとは思わなかったはずです。
    安藤忠雄氏など、見積が感覚でわからなかったのか?
     
    そんなことないと思います。安藤先生ほどの建築家なら、概算予算はわかったはずです。
     
    予算がふくれていったのでしょう。
     
    施工業者の選び方はどうだったのでしょうか?
     
    一番の原因はそこにあると思います。
     
    設計案が良くても、施工業者、施工図業者が良くないと良いものはできないということです。
     
    https://world-architects.blogspot.jp/2014/11/ArataIsozaki-nationalstadium.html
     

  • 住宅設計は「コンセプト」がすべて

     
    設計で必要なのはコンセプトです。
    コンセプトのない建物はつまないです。
     
    コンセプトを訳すると概念、主旨になります。
     
    具体的には、
    だれに対して、なにに対して、どのような方法をとるか
    という考えで良いと思います。
     
    私がコンセプトを訳すると企画になります。
     
    住宅はコンセプトが間違っていなければ、お客様によろこばれます。
    家族構成、家族の考え方を知る必要があります。
    そして、設計者は、必要ならば、家族の考え方に反論する必要があります。
    自分の考えを説明する必要があります。
    家族の考え方と違うと思ったら、ためらわず、説明することが大事です。
     
    もちろん、お客さんは聞き入れてくれないことが多いです。
    お客さんは神様という考えがあるからかもしれません。
    お金を出すのが偉いと考えているからかもしれません。
    最終的にはお客さんのいいなりかもしれません。
    でも、説明しておくとお客さんのためだけでなく、自分のためにになります。
     
    今回の説明の仕方は良くなかった。次回はこのように説明しようと思うからです。
    だから、設計者にはプレゼンのテクニックが必要なのです。
     
    良いコンセプトができても お客さんに拒否されたらそれまでだからです。
     
    細かい設計は、今の住宅にはそんなに求められていません。安さのほうが求められています。
    下手にこだわるより、クレームのない住宅が求められています。
    しかし、コンセプト住宅(私が勝手に読んでいるだけです)なら、低価格でもディテールの良い住宅を超えることが可能です。

  • sketchup モデリングのポイント

    スケッチアップでモデリングするときに注意しなければいけないのは、モデルの表、裏の確認です。スケッチアップ内で使用している場合は表裏を気にすることはないのですが、違うソフトにデーターを以降するときに重要になってきます。
    表・裏をチェックするときに便利です。

     
    表、裏を合わせておくことが重要です。

  • お金のはなしと国の信用力

    お金とは、国の信用を背景に成り立っているものです。
    一万円と1万ドラクマ(ギリシアの通貨単位)どちらがいいですか?
    どちらがいいかよくわかりません。
    1万円の方を選ぶ方の方がおおいかもしれません。
     
    5年後、1万円か1万ドラクマをあげます。どちらを選んでおきますか?
    この質問だと、1万円を選ぶ方が大多数になるのではないでしょうか。
    裏読みする人は悩むかもしれませんが。
     
    将来、ギリシアは破産するとだれもが感じています。
    日本も破産の危機はあります。
    でも、ギリシアほどはっきりとはつたわっていません。
     
    ギリシアが破産
    ユーロ離脱
    ギリシアの通貨がドラクマになる。
    でも
    ギリシアの信用はない
    ギリシアの貨幣を使う人はいない
    ギリシアの貨幣価値がなくなる。
    それならば、日本円の方がよいと考える方が大多数ではないでしょうか。
     
    お金は国の信用力
     
    でも、
     
    日本は円安だと喜びます
     
    円の強さは日本の信用の強さです。
     
    本来、円の価値は高いほうが良いのですが、円安になると喜びます。
    輸出がしやすくなると喜びます。
    株高が高くなると喜びます。
    でも、日本の価値を考えた場合は、円は高い方がよいのです。