タグ: 路線価

  • 2つの前面道路に面する土地の査定方法

    角地などの場合、前面道路が2つあります。

    この様な場合の査定方法を説明します。

    上の図の様に前面道路がある場合
    まず、基準の前面道路を決めます。
    100千円と250千円、どちらを基準にしたらよいのでしょうか?
    高く売りたい場合は、250千円、安く解体場合は、100千円です。
    でも、どちらで計算するのが正確なのか?
     
    路線価の計算では・・・・
    一般的には、価格の高いほうになります。今回ですと、250千円/㎡になります
    前面道路の路線価格が高い方を基準(正面路線)とします。
    前面道路の路線価の低いほうを側方路線になります。
    係数は下記の通りです

    係数は0.08になります。
     
    今回の土地の形状としては、間口の狭い土地になります。
    奥行補正がかかります
    係数は下記の通りです
    係数は0.98になります
     

    角地などの査定方法

    実際に計算してみます
    土地の面積が60㎡なので、
    A、60㎡×250千円/㎡=15000千円=1500万円となります。
    奥行補正 150×0.98=147万円
    B、60㎡×100千円/㎡=6000千円=600万円
    600万円×0.08=48万円
    1500万円+48万円=1548万円
    となる
     
    角地の影響は路線価からの計算では、思ったよりも大きくないという風に感じます。(私だけでしょうか?)
     
     

  • 不整形地の査定方法

    旗さお敷地などの不整形地の査定方法

     
    下図の敷地について(前面道路路線価 ㎡30万円、普通住宅地区の場合)

     
     

    不整形地補正率

    ①旗さお敷地の欠けている部分をかげ地といいます

    本物件とかげ地を合わせた面積の合計
    8m×7m=56㎡・・・・想定整形地の面積
     
    かげ地の面積
    5m×4m=20㎡・・・・かげ地の面積
     
    かげ地割合=かげ地の面積/想定整形地の面積
    20㎡÷56㎡=0.357 で35%以上・・・かげ地割合
     
    また、土地の仮査定価格は
    本物件の面積
    56㎡-20㎡=36㎡・・・不整形地(本物件)の面積
    30万円/㎡×36㎡=1080万円‐Aとなる
     
    (さらに…)

  • 路線価格について (道路幅と路線価の関係は正しいのか?)

    一般的に道路幅が大きいほど路線価格が高くなります。

    つまり、道路が広くなると、土地の価格が高くなるのです。
    でも、道路が広くなって悪いことがあります。
    それは、車の行き来が多くなり、生活圏がおびやかされることです。
     
    具体的には次の2つです。
    ①道路をひろげると商店街が死んでいく
    ②道路を広げたことで、子供の遊び場がなくなってきている
     

    ①道路をひろげると商店街が死んでいく

     
    道路が広くなると、車の通りが多くなるため、商店街が死んでしまいます。
    広い道路=河のイメージ
    道路を広くすると河が出来てしまう。
     
    河を渡るには、橋が必要です。
    道路を渡るには、歩道橋、信号が必要です。

     
    今まで、河がなく、広い土地だったところに河ができて通行がしにくくなるのです。
    商店街では道路幅が広くなるのは悪です。
    道路は狭いほうが良いです。
    車は入ってこない方が良いです。
    車が入ってこないほうが安全です。
     

    「防災のため道路を広げよう」という掛け声

    のもと、道路拡張が行われています。
    災害時の消防車、救急車、避難通路のために広げようとしていますが、日常の生活が安全がおびやかされてきているのではないでしょうか。
    考えなしの道路拡張に疑問を持っている方もいるのではないでしょうか?
    道路を広げるのは都市計画の知識が必要です。
    遊歩道分離がわかりやすいですが、道路拡張に伴う遊歩道分離は日本では聞いたことがありません。
    今、東京都はオリンピックの掛け声とともに道路拡張が進んでいます。築地移転なども行いました。しかし、無計画では取り返しのつかないことになってしまいます。
     

    スカイツリーで地元商店街

    が死んだと言われていますが、オリンピックで東京が死んだと言われないようにする必要があると思います。

  • 木造住宅の簡易査定フォーム(原価法)

    木造住宅の原価法の査定フォームです。

    試しに計算してみてください。

    係数は下記で設定しています。

    実勢価格は路線価の1.25倍で設定

    木造住宅の単価は200千円/㎡で設定

    木造住宅は20年で原価償却で設定しています。

    路線価格で数字を拾ってください

    [CP_CALCULATED_FIELDS id=”7″]

    査定金額はどうでしたか?

    不動産を高く売るにはなども読んでください。

    ※まだまだ、エラー等がある場合もあります。訂正などは、随時行っていきたいと思います。

  • 荒川区の引越時の連絡先、不動産調査のリンク集

    引越時の連絡先、不動産調査に必要なリンクなどを掲載しています

    諸費用の計算

    仲介手数料の計算収入印紙一覧固定資産税計算
    不動産取得税計算登記費用計算抵当権設定費用計算

    引越時の連絡先

    ◆東京電力 0120-995-001

     引越しなど、なかなかつながりにくいです。土曜日、日曜日はお手上げです。一日中つながらなかったときもあります

    0120-995-001

    停電の場合

    0120-995-007

    ◆東京ガス 03-6735-8787

    03-6735-8787

    ◆ライフバル荒川

    03-3806-0044

     引越し時は立会が必要です。ガスとセットで電気回線をつなぐのもありかもしれません 

    ◆水道局 03-5326-1100

    03-5326-1100

    荒川区のホームページ

    ◆荒川区のゴミ収集日一覧

    荒川区のゴミ取集日リンクです。もやさないゴミ、資源ごみは隔週になります 。場所によっては、毎週資源ごみを回収するところもあるらしい(未確認)

    ◆荒川区役所 03-3802-3111

    03-3802-3111

    ◆荒川区ハザードマップ

     荒川区のハザードマップを入手できます

     洪水対策や荒川区の名前の由来について説明はしてあります

    ◆荒川区用途地域、区道検索など

     荒川区の道路、都市計画情報、指定道路情報を知らべることができます

    荒川区町屋区民事務所南千住区民事務所尾久区民事務所日暮里区民事務所

     荒川区役所は混んでいるので、住民票、印鑑証明書、引越しなどの手続きは、区民事務所で手続きをするのがおすすめです。

    その他リンク

    ◆路線価図(荒川区)

     令和3年度の路線価図のリンクです。土地の価格査定に使います。

    ◆土地総合情報システム

     不動産の取り引き価格情報になります。実際に行われた不動産の取引情報を入手できます。土地価格を調べるのに使います

    ◆下水道台帳

     東京都の下水台帳になります。下水配管を調べることができます

    ◆都道検索

     都道の状況を調べることができます

    ◆不動産取得税計算ツール

      不動産の取得税を調べることができます

    不動産の売買契約、賃貸契約に必要な知識

     

    上記は、不動産、建築関係のおすすめのリンク集になります。情報探索に役立つと思います。