中古物件のすすめ2-新築価格の設定について①

新築物件と中古物件を比較する前に、新築物件の価格について考えます。
 

不動産の新築価格の設定はどうなっているのでしょうか?

基本的にはその地域で売り出している新築住宅の価格を調べて、その価格に合わせて設定します。
 
 
でも、大体の金額は決まっています。

新築物件の価格は、皆さまの年収をもとに決められています。

 
年収400万円の世帯をターゲットにしている新築住宅の価格は
400万円÷12ケ月=33万円・・・1か月分の収入
33万円÷3(衣・食・住からの計算で1/3)=11万円・・・住まいの金額
月11万円の支払ですと、35年ローンで、3600万円台の新築物件の購入計算になります。頭金400万円(頭金約1割)をいれると、3600万円+400万円=4000万円になります。
 
年収400万円の多い地域では 3600万円台から4000万円の新築物件が多くでる計算になります。
共稼で800万円の多い地域でも、原則はご主人だけの計算でみます。奥様は、子育てがあるため、金融機関は不安定要素でみるからです。
 

さて、問題は35年ローンです。

一昔前なら、年功序列で給与が上がっていきましたが、今はリストラなどがあり、サラリーマンの給与は不安定です。サラリーマンの生活はかなり不安定です。実感として感じている方は少ないと思います。
私には、35年の住宅ローンはギャンブルに思えます。
そして、問題なのが生活に行き詰ったときです。
住宅を売却した時にローンの残債が残るのか? お金が余るのか? が問題になります。
 
yahoo不動産の記事を参考に掲載しておきます。
https://magazine.realestate.yahoo.co.jp/khiraga/20150611-00000001
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