中古物件のすすめ4

不動産の購入と売却についてですが、今回はマンションについてです。
先日、リフォーム工事をしている時、オーナー様と新築マンションについての話をしました。
最近、新築マンションがたくさんたっているが、全部売却しているのでしょうかという質問です。売れ残ったマンションはどうなるのかという質問でした。

マンション業者によって色々と内容はちがいますので、と一言ことわってから、マンションの売れ行きなどについて私の主観で説明しました。
実際と私の主観とは違うかもしれません。
「マンション業者の利益を20%と考えた場合、20戸のマンションだと利益は4戸分になります。4戸売れ残っていたら、利益がでない計算になります。
マンションが完成して、入居が始まっているにもかかわらず、マンションに横断幕などがある場合、そこの住戸は決まっていないということになります。そのような場合、マンション業者はどう考えるのでしょうか?
①1年以上経つと、新築表示ができなくなり、商品価値が減るため、少しでも早く決めるため、値引きを行う。
②マンションのブランドを維持するために値引きは行わない。
経営者、責任者の考え方によりますが、①を選ぶ方が多いと思います。
つまり、「値引きをしてもいいから、早く売却する。」
新築マンションを安く買うには、売れ残り部分を買えば良いということになります。
しかし、値引きを行うとブランド価値は著しく低下します。
それが、新築マンションを取り扱う業者の悩みだと私は思います。