用途地域と「まち計画」

用途地域は市街化区域内にあります。
大きく分けると、住居地域、商業地域、工業地域になります。
住居地域を更に分けると、第1種、第2種になります。
第1種は住居のみで店舗はたてられません。
第2種は小さな店舗は建てられます。
工業地域の中にも住居は建てられます。
工場地域の中に、住居を建てるのは済む環境に悪そうな感じがしますが、そうとは限りません。
工業地域でもまわりが住宅ばかりの地域もあります。(ただし、工業専用地域は住宅は建てられません。)
用途地域をみただけではわからなず、現地を調べなければわからないです。
 
ところで、今、工場、店舗が減り、マンションなどの住居の数が増えてきています。
商店街なども消えて、マンション街などになっています。
工場、スーパーも消えて、マンション街になります。
 
住まいばかりが増えてきています。
 
住まいばかり増えても、利益は産まないので、税金は増えません。いずれ町は衰退してしまうでしょう。(住民税はたかがしれています。)
 
今後の自治体の仕事として、
例えば、大規模マンションを建てる場合、3階フロアーまでは、店舗、工場、作業所を設置するなどの条例を自治体がつくっていかなければならない時代になってきていると思います。
まちづくりが必要な時代に変わってきています。