高齢者は賃貸物件が借りれない

高齢者は部屋を借りれないのか?という新聞のコラムが以前ありました。

そのコラムの内容では、80歳の元気な方が賃貸物件をさがしたが、入居審査で引っかかってしまったという話であります。

なぜ、80歳を超えていると部屋は借りにくいのでしょうか?
①第一に家賃の心配があります。
②部屋で亡くなられてしまう可能性が若い方に比べて高く、そうなった場合の対応が難しいからです。
しかし、身近に身内の方がいれば、①、②の問題は解決できます。
身内の方に連帯保証人になってもらえれば、対応してもらえます。

高齢者の部屋を貸すときに一番ネックなのは火事

しかし、一番問題なのは、「火災をおこすのではないか」という心配ごとです。
高齢者だから、火災を起こす心配があるから・・・と大家さんが思うのはもっともです。
このことについては、身近に身内の方がいても火災だけは、心配です。
大家さんが心配だから、部屋を貸せないというのは、当然のことであります。

高齢者対応可の賃貸物件

高齢化対応可の賃貸物件のポイントは火災に強い物件だと思います。
高齢者対応の賃貸物件ならば、入居率が高くなると思います。
火災の原因で多いのは、たばこ、コンロ、ストーブになります。
タバコは本人の問題ですが、コンロ、ストーブは大家さんの方で解決できる問題です。
タバコを吸う方は入居不可
コンロは、IH式
ストーブは、エアコン
さらに、火災報知器の設置、不燃材の強化が良いでしょう。
火災の強い賃貸物件は高齢者だけでなく、他の入居者も借りるでしょう