借地料をあげてほしいといわれたら、地主さんがブラック地主だったら

借地料を地主さんからあげてほしいと言われたどうするか?
不動産には相場があります。
賃貸にも相場があります
売買にも相場があります。
借地料にも相場があります。
 
地主さんが借地料をあげてほしいと言われる場合は、借地料が相場よりも安い場合が大半です。
地主さんは借地料の相場を知っているから、上げてほしいと言ってきているのです。
 
この場合は、借地料を上げた方が良いです。
 
不動産を考えるとき、不動産時間で考えなければいけません。
 
不動産時間とは、借地権の場合は20年です。
20年後に借地の更新、また、建物を建ててから、40年、50年たつと、建物が老朽化し、建物の承諾が必要となります。また、借地権の売買をする場合は、借地権の名義変更料が必要となります。
 
地主さんに承諾料を支払い、地主の承諾をもらう必要があります。
また、底地権を売却してもらえるかもしれません。
自分の代だけでなく、次の子供の時代も見据えておくことが必要です。
 
あまり、喧嘩することは良くないです。
 
しかし、借地料を倍にしてきた。借地料が相場よりも明らかに高くしてきた。
そのような場合は、どうでしょうか?
 
その時は、交渉しましょう。
 
もしかしたら、その地主さんは、「ブラック地主」かもしれません。
更新も認めない、建て替えも認めない。名義変更料も認めない。
このような地主さんをブラック地主といいます。
 
対抗方法としては、借地料の供託という方法があります。
 
 
普通は借地料の交渉で話が着きますが、相手がブラック地主さんだと難しいです。
ブラック地主さんの場合は、集団訴訟の方法もあると思います。
 
しかし、その前に借地料の相場は調べてください。
不動産は相場を知ることが大切です。
 
★借地権とは (借地の更新料、名義変更料、建替料)