読売新聞と前川前次官

読売新聞が、前川前次官が出会い系バーに出入りしているという新聞記事を5/22に掲載した。
 
この新聞記事にはいろいろと疑問がわいてくる。
1.出会い系バーに行くことが違法なのか?
1.新聞に掲載されるほどの事件なのか?
1.他の官僚は行っていないのか?
結論からいうと、新聞にのるほどのことではないのだ。
 
読売新聞に掲載された理由は、前川前次官をおとしめるために政府がかかせたらしい。
学生のいじめの構図と同じである。
 
政府が前川前次官に圧力をかけたいのはわかるが、やり方が良くない。
それに協力する読売新聞はさらに良くない。
小学生のいじめと同じである。
 
 
反対に前川前次官が記者会見を開きました。
出会系バーについても記者会でこたえました。
内容としては、出会い系バーでは、法に触れるような行為はしていない
ということでした。
出会い系バーに行っていたのは、貧困層問題などの調査のためということです。
その答えに対して、菅官房長官が馬鹿にしたような笑いをしたのが印象にのこっています。
私も、貧困層の問題の調査などと返答するならば、答えない方が良いのにと思いました。
 
 
ところが、週刊文春が前川前次官に対する記事を6/1にだしました。
内容としては、前川前次官の裏付けの内容でした。
出会い系バーの女性の記事がのっていました。
前川前次官のおかげで救われたという内容でした。
 
今後の読売新聞の対応が気になるところです。
対応の仕方としては、
①・出会い系バーの記事は無視する
②・前川前次官の新しいスキャンダルを探して掲載する
③・出会い系バーの記事は不適切だったと謝罪する
の3通りだと思います。
 
私としては③の対応をしてほしいところではあります。
 
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残念でしたが、読売新聞の対応は①~③のどれでもありませんでした。
④・出会い系バーの記事は、適切だったと言い訳をするでした。
前次官とはいえ、出会い系バーにいっていたのを読売新聞としては見逃せなかったので、記事として掲載した。でした。
言い訳を新聞にのせる必要があるのでしょうか?
今回の読売新聞に対しての批判が相当多かったので、言い訳を掲載したというところでしょう。
個人のスキャンダルを大手新聞がのせるという重大な過ちというのがわかっていないのでしょう。
しかも、今回はスキャンダルなのか、スキャンダルではないのかはっきりしないものをスキャンダルだと思わせるような書き方、ミスリーディングさせるような掲載の仕方が問題なのに。